人に投資を勧めることの難しさ

2019/08/31

投資



SPDRマンです。

当ブログは偶発的にスタートしてしまったブログではありますが、一応、投資未経験者に投資を勧めたいという思いがあり更新を続けております。

当初の目的であった身近な方につみたてNISA口座を開設してもらい、投資を開始してもらうという目標は今月大方クリアできました。(今回は身内限定ですが)

ただ、これからの相場環境を考えると、果たしてこれが本当に正しい判断だったのか疑問と悩みを感じております。

SPDRマンは、昨年から景気の後退を予測し、今年からつみたてNISAに切り替え、毎月投資に投入する資金を大幅に減らしております。

昨年までは、1月〜遅くとも2月頃にまでは通常NISAの枠を使い切り、その後も特定口座でガンガン買い増しフルインベストメントを目指すような注ぎ込み方をしていたので、今現在は正直かなり弱気のスタンスです。

それでも、今まで買い続けてきたETFを手放すことはせず、持ち続けておりますので、下落相場に巻き込まれることも覚悟はしております。

もし暴落が起きた場合、5年では回復できなくても20年あれば何とかなるのではという淡い期待があるからです。

SPDRマンは短期での売り抜けができない性格ですので、人に投資を勧める際には、自らができる手法を実際に実践し、それを紹介する形で、お伝えすることにしました。(毎週末公表している週間報告のことです)
※データを見せているのであってブログのことは伝えておりません(笑)

ETFを買い付けてきた際は、かなりムラがありましたが、現在のつみたてNISA&楽天カードによる定期買い付けは、本当によくできていると感じております。急落が来て大きな含み損を長い期間抱えたとしても大丈夫な気がすのが不思議です(笑)

ただ、投資を始めたばかりの方にとっては、長期の含み損はすごく不安だと思います。SPDRマンは小型株投機家時代には-80%とか結構普通に抱えておりましたので、一般的な方よりもかなり耐性は強いのだと思いますが、やはり良い気分ではありません。(含み益の銘柄とかもあったからこそ耐えられたのであって、やはり分散は重要です)

手数料の低い優良インデックス投信であれば、分散や銘柄選定も申し分ないため、あとは景気と自らの根気との我慢比べといった感じになります。

人と比べず、自らのペースで納得の行く資産を得ることができるかは、受験勉強ではないですが、己との戦いです。

SPDRマンは学生時代、受験産業で小銭稼ぎをしていたのですが、教え子を自分との戦いの次元に持って来られるかが、一つの大きな指針でした。

当ブログに辿り着けている方は、そもそもリテラシーも高く優秀な方が多いので、このようなアドバイスは必要ないと思うのですが、日本の社会保障制度が、保てるかわからない中、自助努力で救済できる方が身近にいるのであれば、是非投資を推奨して行きたいのです。

これが当ブログのコンセプトです。この想いが一人でも多くの方に届き、実際に行動に移してもらえればそれほど嬉しいことはないですし、ブログ冥利に尽きます。(当ブログはキワどい投稿もあるため、閉鎖に追い込まれる可能性もありますので、ブログ自体が続くかどうかはまた別の話ですが…何か爪痕くらいは残したいものです)

ただ、それでも投資は損失を一定期間抱えることもあるため、「投資は自己責任」と突き放さなければならないところが辛いところです。

人に投資を勧めることは、改めて本当に難しいことだと感じたSPDRマンでした。

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週間報告のお金は積立を始める予定の相方へのプレゼント(場合によっては損失補填)になる予定です

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