FRBは今後「バブル退治」をする気があるのか
(出典:東洋経済オンライン 2020/09/30 5:45)
SPDRマンです。
本当にクソみたいな討論会が行われ、東京時間は見事に崩れていきましたね。
NY時間の先物は下げておりますが、いざ開いてみると時間外はあてにならないことも多いのも事実です。
体制に批判的な姿勢で過ごしていても首相補佐官に起用される時代です。いつでも手のひら返しができるスタイルが生き延びるのには不可欠です。
相場の不安要素は挙げればきりがないほどあるため、下落を心配しておく必要がありますが、結局はFRBが最終的にハンドリングできるという見方が大半です。
下落してきたところを拾っていけば報われる可能性が高く、どん底に落ちていくものならバブルを発生させてでも救いに行ける余裕がFRBにはまだあるということです。
おそらく当ブログをご覧いただいている多くの方は、インバース系商品に長期集中投資のような変な賭け方をしていなければ、グロース株投資であろうと高配当投資であろうとそれなりに資産を築ける可能性が高いのです。
問題はその先で、FRBをはじめとした中央銀行や政府の救済ができなくなる場面をどう対処するかです。
もちろんその頃には目標資産を築き上げ相場から既に離れている方もいらっしゃるかと思いますし、そういうケースであれば問題ないのですが、資産形成の終盤でそういうケースに出くわしてしまった場合、バブルの絶頂で手離さなかったことを後悔することになる可能性もあります。
ある程度の資産を築いた後はリスク資産の比率を下げるというのが一般的ではありますが、それが思った通りにできないからこそバブルなのです。
確率的には人は一生のうち少なくとも一度は大きなバブルを経験します。
規律を重んじてしっかりと管理できる方は問題ありませんが、計画的な投資をしていない方はそれなりに資産を築いた時点で早めに手を引くことを学ぶべきです。
つみたてNISA制度の設計は非常に良くできているため、20年で一区切りというのも良いかもしれません。
もちろん資産を最大化するためには市場に長く居残る必要がありますが、一般投資家は足るを知る姿勢も重要だと感じたSPDRマンでした。
乱交のその先へ