大方の人が予想するシナリオというのは、市場は織り込んで行くものとされておりますので、結局また少しずつズレていくことになるのですが、ピタリと当たらなくても過去の傾向を知ることには価値があります。
この辺りをちゃんと学びたい方はベイズ統計学を深めていくことになるかと思いますが、深めたところで底を当てるのには役に立たないというオチ付きです。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ビスマルクの格言とされているこの言葉も原文とはだいぶ異なりますし、どちらに学んだところでどっちもアウトです。
そんなことだから「我が闘争」でディスられている部分が検閲されていることにも気付かず、敗戦への道をひた走ったのでしょう。
愚者も賢者もどちらもバカなのは変わりないのですから、むしろ悪人正機的な視点の方に価値を見出すべきです。