未だにバブルの頃の最高値を超えられていない日経平均ではありますが、ダウ平均も1929年の大暴落から回復するまで四半世紀かかりました。
ナスダック100や総合指数なんかも2015年頃までは、ドットコムバブルの最高値を超えられない指数という扱いでした。
時とともに評価というものは変わるものです。
カントリーリスクを避けるために世界に分散して投資せよというのは、何も投資家だけではなくグローバル企業も実践しております。
自国のインデックスで組み立てられる方が本来的には理想です。
日本も10年前と比べると、はるかに環境が整ってきました。
環境が必ずしもパフォーマンスを保証する訳ではありませんが、市場を使いこなせるかどうかは国民の責任です。
何でも他者や環境のせいにして責任回避できる時代は少しずつ終わりに近づき、良くも悪くも自らの説明責任が問われる時代が訪れようとしているのかもしれません。