この問題はいずれ解消されて行く問題ではありましたが、実際は新NISA制度に合わせて整っていった様相です。
つみたてNISAで選定された投信の方針が大きかったと思いますが、結局ルールが変わるギリギリまでは、証券会社や運用会社は営利企業としてその手を緩めるわけにはいかないのでしょう。
草の根の力というのも無いわけではありませんが、全体の流れを変える決定権を持っているのが業界団体よりも監督官庁というのは、規制の多い業界故の皮肉です。
市場の世界も参加者全体の心理を映し出しているように見えても、実際に動かすほどの力を有しているのは中央銀行やごく一部の機関投資家やヘッジファンドです。
札束での叩き合いないし知的なゲームとして参加するのもありですが、巨人の肩に立つのも一つのやり方です。
