この言葉が定着しているのかは定かではありませんが、今回のようなケースでは使いやすい言葉なのかもしれません。
投資の格言的な言葉も流行り廃りがあり、世代を超えて残り続けるものもあれば、特定の世代やターゲットにのみ響く言葉というものも出てきます。
逆張り的な物や金融危機に出てくる格言は華やかなものも多いですが、残念ながら本質的なものはほぼ無いと言って良いでしょう。
良い投資は退屈なものであり、ヘッジファンドやコラムニストが仕掛けるマネーゲームのアイデアは、本来別のゲームの代物です。
もっとも市場には見境が無い以上、その線引きは自ら判断しなくてはなりません。
投資も投機も属人的な尺度に委ねられているのは紛れもない事実であり、詰まるところは自己責任です。
