こういった論調が出ている対象先であったとしても、状況次第では手のひらを返したように息を吹き返すこともある一方で、底なし沼にハマって行くのもまた投資の世界です。
中国という市場の大きな物語が終焉に向かっているのは、バブルの頃の日本株神話と重なる部分もあるのでしょう。
中国株を強制的に持たざるを得ない国際投資家にとっては、分かってはいても受け入れざるを得ない損失でしょうが、急落に付き合ってこそ次の急騰に立ち会えるチャンスを得ているという発想もあるのだと思います。
超長期的には報われるのかもしれませんが、残念ながら生き延びられず絶滅することも市場では時折発生します。
ベッケンバウアー氏の名言ではありませんが、それが理論的に正しい投資と現実的に勝ち残った投資の違いなのかもしれません。
どれが正しくどれが勝ち残るのかを見極めることすら判断が難しいかもしれませんが...