相場の広がりに市場の強さや健全性を見出すこともありますが、現在の米国市場ではごく一部の銘柄が牽引しているのが現状です。
もちろん中には時価総額の規模に関係なく良い動きをしている銘柄もありますが、指数に寄与しているのはマグニフィセント・セブンと呼ばれるような銘柄に集中しております。
その恩恵を受けておきながら指摘するのもアレですが、確かに危うい感じもします。
ただ、危うかろうとそこで得られるリターンも含めて市場のパフォーマンスは算出される以上、こういった上昇を逃すとリターンは毀損されてしまうのです。
たとえ投機的であろうとこういった局面で得るもの得ておかないと、下落局面では落ち方がキツめに出ますので大変な思いをするのは投資家自身です。
どこで稼ぐかまたは差を付けるかは、自らの特性に合わせて組み立てるべきものなのでしょう。