SWF

2025/09/01

投資

 

いわゆる政府系投資ファンド(Sovereign Wealth Funds)というと年金の運用の他に、基幹産業の育成と言った側面からその国が強化したい分野に投資するファンドというものが思い浮かびます。


前者が将来世代のために保守的な資産をしなければならないのに対し、後者は時には採算度返しで資金を注ぎ込みに行くようなファンドも見受けられます。


図らずしもトランプ政権はインテルへの出資以降、SWFを形成する形に動いているようです。


そう言った分野に手を出さなかったからこそ、米国の今の地位というものがあったのかもしれませんが、変わり行く時代の中でこれも一つの流れであり流れには逆らえない運命にあるのかもしれません。


市場が効率的になる程投資家のリターンの期待値は低下して行くとされておりますが、こういった形で必ずカモは現れてくるものです。


投資のリターンを求めるのか、それとも政治的影響力を求めているのか、下手な鉄砲でさえも使い方次第です。

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