ZOZO前澤社長との思い出①

2019/09/13

投資



ヤフー、ZOZOを買収へ-前沢氏退任「ワンマン経営変わる」
(出典:ブルームバーグ 2019年9月12日 6:31 JST 更新日時 2019年9月12日 20:25 JST)

SPDRマンです。

既に報道や他のブログでも触れられている通り、
ヤフーがZOZOにTOBを実施し、前澤社長は株式の売却に応じ退任されました。

一応米株ブログですので、本来ならジャンル違いかもしれませんが、
この銘柄には特別な思い入れがあり、今回は取り上げさせて頂きました。
小型株というか、株式に投資するきっかけを作ってくれたのが前澤社長でした。

投資先としての評価云々ではなく、本当に単なる雑記です。

時は200X年、SPDRマンは中高生でした。
当時はバンド活動と音楽鑑賞に熱中しており、
特に米国のハードコアシーンや、そこから派生して誕生した
エモというジャンルのバンドにハマっておりました。

当時は輸入盤のCDを購入するには、HMVやタワレコなどのCDショップや、
ディスクユニオンやレコファン等中古店を漁るのが中心でしたが、
一方でAmazonのCDの取り扱いが急激に改善して行くのを感じていました。

そのような環境で、メジャーレーベル所属のアーティストのCDは入手しやすく
なって行く一方で、インディーズレーベルや自主制作のアーティストのCDを
入手するには、現地(米国)で調達するか、輸入代行を頼る必要がありました。

SPDRマン自身も輸入代行業に手を染めていたのですが、当時米国のインディーズ
自主制作のCDを最も多く手掛けていたのが、STMonlineというサイトでした。
このサイトを運営していたのがスタートトゥデイこと現在のZOZOです。

当時は個人商売に近い世界で、メールや電話で前澤社長と直接やり取りも
できるような環境でした。本当に手弁当の世界です。
在庫切れの商品に関して、よく問い合わせをしてはお世話になりました。

輸入CD・レコード通販のサイト、しかもすごくマイナーなジャンル
(ハードコア・メタルコア・エモ・スクリーモといった当時は音楽活動を
している一部の人には分かってもらえる様な分野です…その後派生して生まれた
「エモい」という言葉はかなり形を変え世間でも少し使われる様になった気がしますが笑)
でしたので、SPDRマンの様なごく一部のマニアックなユーザーが利用するサイトでした。

本当にすごくニッチで小さなマーケットだったと思います。
しかしながら、そこにかける思い入れは凄まじいものでした。

音楽産業もナップスター訴訟の後の過渡期で、mp3.comの様なサイトで
無料で音楽がダウンロードできたり、パソコンとある程度のネットリテラシーが
あれば、メジャーなアーティストの楽曲は楽しめたため、
いずれCD産業は崩壊するのが目に見えてましたし、のちにアップルがiPodを投入し
iTunesが登場し、色々と変わって行きました。

その様な環境の中で、STMonlineでもCDの売り上げよりも
バンドTシャツや、アクセサリーの売り上げが目立つ様になってきました。
音楽バカのSPDRマンは、CDの取り扱いが手薄になって行くことを嘆いて
おりましたが、その時には既に前澤社長には別のビジョンが見えていた様です。

②へ続きます

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