銘柄選択の名人ピーター・リンチ氏が語る
(出典:バロンズ・ダイジェスト 2019/12/22 08:20)
SPDRマンです。
タイトルは今週のバロンズのカバーストーリーである
ピーター・リンチ氏の特集のサブタイトルです。
ピーター・リンチ氏の功績について書かれたブログはたくさんあるため、
ここでは触れませんが、彼が本特集で述べていることは傾聴に値します。
・インデックス投資が市場全体のリターンを低下させるので、銘柄選択が重要になる
・個人投資家はファンドマネージャーより先に個別銘柄のトレンドを発見できる
・ETFはリサーチをする時間がない人のためのものである
・なぜETFを利用するのか理由をはっきりさせる必要がある
彼の主張は一貫しており、個人投資家は機関投資家やインデックスに
勝つことができるということです。
そしてインデックス投資は悪いとは思わないが、
結果としてアクティブファンドのマネージャーや個別株投資家を
利することになると述べております。
1977年〜1990年までの13年間、フィデリティ・マゼラン・ファンドで
平均年率リターン29%という超凄腕投資家の言葉は重いです。
確かにインデックス投資は決して勝ちに行く投資ではないのかもしれません。
今年の本家ドル建て【SPY】の年初来リターンが29.66%であること考えると、
昨年末の下落を顧慮した上で、ここまで順調に市場が上昇しても、
ピーター・リンチ氏時代のマゼラン・ファンドの平均程度なのです。
(当時のマゼラン・ファンドが凄すぎただけかもしれませんが笑)
その一方で、今年のピーター・リンチ氏のパフォーマンスは、
市場平均の29%に遠く及ばなかったそうです。
勝ちに行くリスクを取る以上は当然アンダーパフォームも
許容しなくてはなりません。
勝ちに行く投資よりも、負けないインデックス投資を推奨するのが
当ブログのスタンスですが、個別株投資の経験値は
将来の大きな財産になる投資であるとも感じた次第です。
それでは、経験値不足な投資家による今週の週間報告です。
全体で13.26%のプラスです。
先週末時点では、78,499円、12.06%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+7,800円)
やはり今年は出来過ぎなような気がします。
負けない投資のはずが、勝ちに行くようなパフォーマンスが出ており、
いずれ平均回帰し痛い目に合うような気がしてなりません。
昨年末とは異なり、追加投資に踏み出せない弱気なSPDRマンでした。
無理せず負けない投資を心がけたいです