【CSPR】好調な米国市場にクソ株IPOの洗礼

2020/01/14

投資


ディカプリオも出資する米「マットレス企業」がNYでIPO申請
(出典:Forbes JAPAN 2020/01/14 06:30)

SPDRマンです。

年初は心配なこともありましたが、結果的に落ち着きを取り戻し、幸先の良いスタートを切った米国株式市場のおかげで、米株村が活気付いております!

普段スタイルを変えなかったり慎重な立場の方までレバレッジ商品の話題を出したり、その一方で全員が強気派に転じることもなく着実な成績報告や、市場の加熱感に対する注意喚起記事なども見受けられるので、米株村にゴルディロックスが訪れているように感じます。

しかし、まだまだ伸びそうな良さげな気配がある時に限って、決まってヤバいニュースが入ってくるのが世の常です。

損するのが難しいという言葉を耳にし始めると非常に危険な兆候ですが、市場の活況に便乗してマットレスのユニコーン企業がIPOを申請してきました。

その名もCasper【CSPR】

CASPER SLEEP INC.  FORM S-1

ここからはSPDRマンの完全な独断と偏見になりますが、マットレスを売りさばくだけのユニコーン企業はやはりおかしい気がします。眉唾扱いを受けているWeWorkのはるか先を行くヤバさを感じます。(WeWorkがマシに見えてしまう不思議、むしろ優良企業?)

CasperのIPOはマットレスを売って損をすることがあるという見本
(出典:TechCrunch 2020年1月13日)

D2C企業のユニコーン化はかなり前から話題になってはおりましたが、上場イグジット案件が一つも出ないという、VCにとっては鬼門の業態でした。

確かに睡眠は人間にとって非常に重要であることはわかりますが、正直SPDRマンには「スリープ・エコノミー」の市場規模はよくわかりませんし、ディカプリオや50セントがPEの段階で出資しているとなると、ハリウッド版ガクトコインのような気がしてなりません。(時代はドージコインです!)

昨日の投稿で米国市場の上場の難しさを語り持ち上げたばかりなのに、この銘柄に関しては、上場ゴールのような気配がしてなりません…

もちろん、SPDRマンのような凡人には到底理解できない、素晴らしい潜在的な価値を持った企業なのかもしれません。

散々批判してはいるものの、これからの市場の状況次第では、もしかしたら凄まじい花形グロース株になる可能性を秘めているかもしれないです。

もしそうなった際は、流石にポジションを減らそうと誓ったSPDRマンでした。

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そもそもちゃんと上場できるのでしょうか?(クソ株注意報)

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