小型株集中投資の誘惑

2020/01/13

投資


1年以内に株価3倍以上になる株の共通点とは?
(出典:ダイヤモンドオンライン 2020.1.13 4:55)

SPDRマンです。

Twitter上でも少し話題になっていた、小型株集中投資に関してです。

当ブログはインデックス投資を推奨するブログではありますが、
SPDRマン自身のタネ銭の一部は、小型株投機のビギナーズラックで
運良く増えたお金であるのは紛れもない事実です。

参考画像の書籍は読んでおりませんが、
リーマンショック後から現在までの環境下であれば、不可能ではない話ですし、
事実、シリコンバレーのベンチャーキャピタルの資産形成は、
このモデルを株式公開前から囲っているのが現状です。

まさにホームランしか狙わない投資スタイルです。

アメリカでは上場基準が厳しいため、そこに持って行くまでに
Yコンビネーターのようなシードアクセラレーターが活躍しますが、
日本では、基準が緩いマザーズで上場ゴールになるような企業も多い一方で、
本当に伸び代のある企業に資金が行き渡っていないことがあるため、
景気が悪くなければ、結果的に小型株が大当たりすることがあるのです。

ただ、このモデルはやはり投機性が高いため万人向けではありません。

SPDRマンも小型株に手を出していた頃は、はっきり言って知識がなかったが故に、
無茶な投機を行い、本当にたまたま大化けする銘柄が含まれていたからこそ、
資産が増えたのであって、普通に溶けて行く銘柄の方が圧倒的に多かったです。
(それでも当たると結果的に市場をアウトパフォームしてしまうのが小型株の破壊力です)

本当に知識があり投機ではなく純粋に投資として行う場合は、
相当なホールド握力や損切り判断能力も求められますし、
精神衛生面を考えると、正直コスパは良くないと思います。

もし本当に小型株の集中投資をしたいのであれば、
自ら起業し自社株を上場させた方が、不用意に株式を売却することもできず、
ガチな小型株集中投資ができると思います(笑)

米株村にはこういう投資法で本当に当ててしまいそうな方もいらっしゃるので、
引き止めることはしませんが、やはり上級者向けの投資法であるため、
普通に資産形成する上では、ディフェンシブなポートフォリオを組んだり、
生活防衛資金を多めに用意した上で、無理のない範囲でグロース株も含んだ
インデックス投資をした方が良いと思うSPDRマンでした。

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レバレッジや小型株集中投資には夢があります(非推奨)

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