「複利を10歳で学ぶ米国」と周回遅れの日本の差
(出典:東洋経済オンライン 2020/02/04 5:35)
SPDRマンです。
米国や北欧の金融教育と、日本の教育の差に関する比較記事を目にしました。
もはや定番の日本が遅れている的な内容ではありますが、
米国に関しては金融教育が本当に発展したのはここ20年ほどのことです。
この金融教育は結果的にアクティブ運用から、パッシブ運用への流れを
加速させました。(インデックス派万歳!)
出典元の記事では、米国の10歳は「投資理由」や「単利・複利計算」等
高度なことに取り組んでいるような内容になっておりますが、
ステレオタイプな意見で恐縮ですが米国人は全般的に算数ができません。
確かにアジア系は数字に強いところがありますが、学校の授業では、
電卓叩かせて(今はPCかスマホ?)それでおしまいです。
米国は投資環境が整っているのは事実ではありますが、
その恩恵が国民全体に行き届いているかは、また別の話です。
むしろ、金融教育を導入して本格的な恩恵を受けるのは日本のような気がします。
あまり厳密にやり過ぎると、消費が滞ったり、
無駄な借金をする人が減り金融機関が干上がりそうですが、
潜在性は高いように感じます。
むしろ下手に教育がされているよりも真っ新な状態の方が、
もしかすると有利かもしれません。
確定拠出年金やiDeCo等に関しても、元本保証型商品ではなく、
デフォルトをインデックス(日経平均、TOPIX等)投資に設定するだけで、
この国の投資環境は大きく変わるはずです。
(ただ、SPDRマンはこっそり先進国株式か米国株式連動に設定変更しますが笑)
制度や教育で、まだまだこの国は良くなると思うSPDRマンでした。
きっと良くなっていきます