年内の米利下げ確率は90%-ダブルラインのガンドラック氏
(出典:ブルームバーグ 2020年2月3日 10:36 JST)
SPDRマンです。
思いっきり下がる中国市場を横目に、
大して下がらない日経平均や円建てS&P500ETFの動きを眺めていました。
先日、Twitter上で見かけたドル建ての各国株価のリターンをふと思い出しました。
2010年代は、結局米国の経済覇権のための10年間だったのでしょうか、Equity returns, last 12 years...— Charlie Bilello (@charliebilello) January 31, 2020
USA: +205%
Japan: +41%
France: +33%
Germany: +24%
UK +21%
China: +5%
Spain: -12%
Brazil: -14%
Russia: -27%
Italy: -30%
(note: total return, in US $) pic.twitter.com/ne6fnRt2k2
そしてその成果が他の国々の株価指数とのパフォーマンスの差となって現れたと
考えることは、果たして妥当なのでしょうか。
米国は他のどの国よりも株主の利益を大切にし、
株式指数のパフォーマンスのために政府が経済・財政政策を実施し、
中央銀行は金融政策を遂行してきました。
(必ずしも全ての政策が成功した訳ではありませんが)
その一貫した経済に対する姿勢が、資本主義体制側のリーダーとしての
地位を確固たるものにしたのは、間違いありません。
米国では世界の国々を学ぶとき、50の州とその他の国々という形で教わります。
その他の国々もせいぜい主要国くらいしか覚えないので、
彼らにとって世界の半分以上は米国なのです(笑)
ちょうど全世界株式のETFや投信の構成比率のような感じですね(笑)
そして投資は美人投票です。自分の好みよりも、
他の投資家の好みそうなものに投資するのが正解です。
結局米国に有利に出来ているのが今の世界なのです。
ふと、Bad ReligionのAmerican Jesusの歌詞を思い出したSPDRマンでした。
(自分の趣味で恐縮ですが、この曲は米国株投資のアンセムだと勝手に思っております)
One nation under God