株価が予想通り下落したが、その理由は想定外
(出典:バロンズ・ダイジェスト 2020/02/02 11:09)
SPDRマンです。
昨年からの過熱感が少し収まり、ちょっとホッとしておりますが、
あまり良い理由で下げている訳ではないので少し気がかりです。
リスクオフの流れにも関わらず、米国10年債利回りは約1.80%の水準から
2%へ上昇するのではなく、逆に1.50%をわずかに上回る水準へ低下、
3カ月物財務省短期証券(TB)の1.55%をも下回っており、
FRBの利下げを織り込み始めたかのような展開です。(プチ逆イールド)
予想が当たろうと外れようと、望んだ通りの展開になるとは限りません。
出典元の記事では、政治リスクを中心にブラック・スワン論を展開しておりますが、
容易に想像ができる危機では経済は躓きません。
結びの言葉にある「新型コロナウイルスがコロナビール由来」のような、
訳のわからない勘違いが本当の混乱をもたらすのです。
やはりステイ・フーリッシュの精神で自らが率先してアホになる方が、
ブラック・スワンを一足先に発見し、投資の世界では強者なのかもしれません。
それでは今週の週間報告です。
全体で14.79%のプラスです。
先週末時点では、117,7553円、16.78%のプラスでしたので減りました。
(先週比:-13,880円)
投資信託ですので、NYの金曜日の下落分が反映されておりません。
なので週明けにもっと減ります。
週明けは買付設定日ですので、ジャンピングキャッチは免れましたが、
本格下落の始まりの買付になってしまうかもしれません。
今年からつみたて投資を開始された方のことを思うと、
出鼻をくじかれる展開ですので、ちょっと心配です。
ただ、一括投資だと拾えなかった安値で買付できることになるので、
時間の分散の効果を実感できることになるかもしれません。
ビギナーズラックよりも最初運の悪い展開の方が、
結果的には長期のリターンが良くなったりするのも投資の不思議なところです。
3の倍数と3が付く数字の日に、毎日買付の実施を検討し始めたSPDRマンでした。
もう少し待ってから買付を開始しようと思います(間に合わないフラグ)