個人投資家がFXに回帰、値幅拡大で好機到来ーテレワークも追い風
(出典:ブルームバーグ 2020年4月23日 9:00 JST)
SPDRマンです。
新型コロナの影響であらゆる相場が大きく動いた昨今、外出自粛要請やテレワークの推進で自宅から気軽に取引に参加できるようになり、特にFX取引が活発化しているそうです。
米国株投資においてはドル円の為替の変動は避けては通ることのできない要素ではありますが、株式の本源的な価値に投資しているのであれば問題ないという立場の方もいらっしゃるかと思います。
ただ、現実問題として日本国内で生活し円決済で過ごしていると、どうしても円建てでの資産価値を基準に考えてしまいがちです。
事実、短期の取引でまとまった金額を稼ごうと思った場合は、FX取引の方が一時的には稼げる可能性が高いことも事実です。
ただしFX取引は国際関係や貿易の実需等複雑な要素が多重に絡みあって相場を形成するため、予測は株式以上に難しく、取引に再現性がある訳でもなければ配当等の複利の効果も望めないため、純粋にトレード勝負の丁半博打です。
また、博打だと割り切って取引するのであれば楽しめる取引ではありますが、長期の資産形成とは正直あまり相性は良くありません。
その一方で、アフィリエイトやチャート分析との相性も良いため、広告ビジネス等の産業としての需要は常に存在しております。
長期で外国株に投資する場合、ヘッジをかけなければ為替リスクをそのまま背負うことになりますので、為替の動きの特性を知っておくことは重要だと思いますが、投機と投資の違いを認識した上で金融商品を購入しなければ、結局は良い結果は得られないと感じたSPDRマンでした。
テレワークFX投機家は巡り巡って米国株投資家の養分です