ジム・ロジャーズ「危機の時こそ投資せよ、コロナショックの今を狙え」
(出典:AERA dot. 2020.4.24 08:00)
SPDRマンです。
当ブログは割と著名投資家の「今が買い時」を取り上げて買いを推奨しておりますが、最近は逆神扱いされているジム・ロジャーズ氏の「今が買い時」のインタビューを見かけてしまいました…
これは嫌な予感しかしませんが、インタビューの内容は割とまともでした。今が買い時かどうかよりも、若い時の失敗から多くを学んだ経験を語っておりました。
自らの間違いから学び、同じ過ちを繰り返さないようにしているからこそ、最近の予想は大体当たらないけれど、素晴らしい資産を築き上げた今のジム・ロジャース氏がいるわけです。
ちなみに、東洋経済のインタビューには書籍『ジム・ロジャーズ 大予測:激変する世界の見方(東洋経済新報社刊)』の宣伝のために、悲観的な予測を出しております。
ジム・ロジャーズ「必ず史上最悪の危機が来る」
(出典:東洋経済オンライン 2020/04/23 6:00)
著名な投資家はどちらに転んでも受け身が取れるように発言をコントロールしておりますし、報じるメディアによっても切り口が違うため、別のことを言っているように見えるのです。
世の中の出来事は自身の都合の良いように解釈しがちです。これはどのような立場であってもバイアスは発生します。
客観的とか公正中立は、基本的に存在しないこと前提にした方が良いと思うSPDRマンでした。
うそはうそであると見抜ける人でないと難しい…