貸株金利(年率)
(出典:楽天証券 2020/04/25 07:01)
SPDRマンです。
現在、【2558】MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信の買付に利用している楽天証券から、下記のようなお知らせが届きました。
ボーナス金利ということで、貸株金利が0.20%から1.00%と、なんと5倍になるとのことです。(ちなみに1月中にも0.10%から0.20%に上がっております)
参照:【2558】貸株サービスを利用してみることにしました
普段、指数連動商品の信託報酬が0.03%や0.04%など、0.01%単位で高いか安いかを判断している界隈の商品では、破格の好条件ではないでしょうか。
もちろんキャンペーン金利ですので、一時的なものではあるかと思いますが、貸株金利まで含めて良いのであれば、隠れコスト等を考慮したとしても、暫定的に【2558】がS&P500指数連動商品の中で最も条件の良い商品となりました。
貸株サービスの貸株金利の一覧を見ると、値動きの激しい小型株や新規上場したばかりの株式に、高いものですと10%を超える金利がついておりますが、指数連動のETFで1.0%を超える水準の金利が付くのは破格の条件かと思います。
ただ、この商品はまだまだ出来て間もないため、板も薄く指数との乖離も発生するため、大量に保有するには不安があります。
とはいえ、3月の上下の値動きが激しかった頃と比べると、極端な乖離はだいぶ少なくなってきましたし、個人投資家が1日に動かす程度の金額であれば全く問題ない気もします。
出来たてホヤホヤの商品を応援するという意味でも、少し保有してみるのも悪くない商品だと思います。(一時的ではありますが、かなりお得な状態です)
自身も人に勧めてはいるもののお試しで買い付けている程度で、分配金の2重課税の解消などがしっかり機能するか見届けてからでも遅くはないと思っておりますが、もしかしたら先行者のリスクにはそれなりのリターンが用意されているケースなのかもしれません。
普通に管理できる方は買付手数料が無料になった本家のVOOやIVVを買った方が確実ですし、完全にほったらかしにしたい場合はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)やSBIVOOという素晴らしい商品があるため、なんとも中途半端な商品ではありますが、キャンペーン金利まで含めると結構良い線を行っている商品なのかもしれない気がしたSPDRマンでした。
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