実感の湧かないインフレに備えられるか (週間報告2020/04/26)

2020/04/26

投信


財政金融政策の拡大は将来のインフレリスクを高める
(出典:バロンズ・ダイジェスト 2020/04/26 08:37)

SPDRマンです。

新型コロナの影響で不況とデフレが懸念されている昨今ではありますが、投資家としての目線で今を捉えるのであれば、注意しなければならないのは将来のインフレです。

前例のない規模の財政出動と金融緩和に加え、グローバリゼーションの後退によって、中央銀行が達成できなかったインフレターゲットの2%の目標を超えて上昇してくることに備えなければなりません。

こんなこと今の段階で言ったところで、殆どの場合まともに相手にされることはないですし、日本では財政出動や金融緩和ではもはやインフレにはならないのではないかと疑われてしまうほど、バブル崩壊後の社会では物価も賃金も上昇しませんでした。

しかしながら、他人にまともに取り合ってもらえないところに真のリスクやチャンスは潜んでいます。

それではインフレ対策の一つとして考えられている手法を試している今週の週間報告です。



全体で3.11%のマイナスです。
先週末時点では、24,407円、2.86%のマイナスでしたので減りました。
(先週比:-2,084円)

下落幅は先週が-2,085円でしたので1円違いでした。(惜しい)
週単位で捉えると、結果的には為替・株式ともに僅かな動きの一週間でした。

普段感じる価値の動きは僅かでも、市中に出回るお金の量はこれから確実に増えて行きます。

もちろん必要なお金はしっかりと使って経済を回さなければ、巡り巡って自身の投資にも跳ね返ってきますので疎かにしてはいけませんが、将来も価値が上がって行くものにも投資しておかなくてはなりません。

こういった場面では、インデックス系の商品よりも、しっかりと銘柄を選別した個別株の方が有利なのは紛れもない事実ですが、たとえ次善の策であったとしても行動を取って置くのも悪くはないと思うSPDRマンでした。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
備えあれば憂いなし

QooQ