コラム:近視眼経営にコロナが終止符、四半期見通し続々取りやめ
(出典:ロイター 2020年5月24日 / 08:10)
SPDRマンです。
新型コロナの影響で業績見通しが立てづらい中、四半期ごとの業績見通しの発表を見直そうという動きが出てきているそうです。
四半期決算が長期的な経営を阻害するという意見は、以前にもJPモルガンのジェイミー・ダイモン氏やバークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット氏から提言されておりました。
決算情報は投資判断の重要な材料であるため、その分量が減るとなれば一見投資家にとっては不利益変更であり、ダイモン氏やバフェット氏の提言は経営者目線の発言のようにも感じます。
しかしながら、経営者の発言の意図は企業の長期での利益の最大化を視野に入れた発言ですので、長期投資家にとっては回り回って利益になる動きとも捉えることができます。
結局は投資期間の長さによって、その利害が変わるものなのだと思います。
それでは上記の変更が実施された場合、どちらかと言えば有利になると思われる今週の週間報告です。
全体で2.42%のプラスです。
先週末時点では、11,076円、1.22%のマイナスでしたので増えました。
(先週比:+32,905円)
色々と不安要素はありましたが、結果的には上昇しました。つみたてNISA枠部分も含めてプラスに転じました。
3月は急落だ暴落だ言われていましたが、定期買付の記録だけ見るとそんな大したことはなかったように感じてしまうのが、積立投資の強さというか恐ろしさなのかもしれません。
四半期決算に縛られる経営者のように、投資ブログの報告に縛られて本来の才能やパフォーマンスを発揮できていないように感じるブロガーさんをたまにお見かけします。
特定の銘柄に惚れ込みすぎたり、投資方針がガチガチ過ぎたりと、謙虚すぎるというかご自身の能力を過小評価し過ぎているというか、側から見ていると物凄く勿体無いと感じてしまいます。
可能性と下半身は自ら抉じ開け開発していかなければならいと感じたSPDRマンでした。
米株村はそういうところです