コロナという名のボーナスステージ

2020/11/25

投資


ダウが節目の3万ドルを超え、日経平均も異様なほど強い状態が続いております。

恐らく投資をしている方の多くは懐事情が大変よろしいのではないかと思われます。

実体経済の先行きは視界不良ではありますが、株式市場は明確に金融緩和が続く限りは強気のようです。

ただ、足元では明らかに過熱しすぎな感じは拭えないですし、VIX指数は低下を続けFear & Greed Indexなんかもかなり強気に振れております。

このボーナスステージを享受できているのは市場に居残り続けることができた方なのだと思いますが、ここから先さらに強欲に行くのかそれともそろそろ下落に備え始めるのかは結構判断が分かれる気がします。

一般的には米長期金利の動きを見ながらのポジション調整がセオリー通りの運用ですが、ここ最近は相関性を失いシグナルとしての機能を果たしていないようにも感じます。

現在の株価水準であれば、コロナ前なら米10年債の利回りは3%近くあってもおかしくありませんが、いまだに1%にすら届いておりません。

だからボーナスステージと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、自分も含め警戒感を持ちながら相場に臨む者が一定数以上いる限りは意外とまだまだ崩れない気もします。

ただ、ある日突然夢から醒める瞬間が訪れるときは、また多くの投資家が巻き込まれることになります。

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