ここ最近為替やビットコインに動きがあり、株式投資以外の選択として通貨への投資を行っている方もいらっしゃるかもしれません。
米国株投資をする場合、ドル円のレートは絶対に避けることができないテーマですし、むしろ米国株以上に円高の影響を受けてきた日本株の方がFXとは縁が深いような気さえします。
どうしても株式を主軸に投資をしていると、FXをはじめとする通貨投資は投機性が高く感じてしまいます。
FXも証拠金倍率(レバレッジ)規制が敷かれ、100倍以上のハイレバレッジ取引ができた以前に比べるとだいぶ穏やかになりましたが、それでも株式投資では通常設定できない賭け方ができる投資になっております。
ビットコインもある程度の知識やブロックチェーン技術を現時点でどの程度まで信用できるかによって、リスク許容度が大きく変わるため万人向けとは言い難いですし、場合によっては紙クズ(電子クズ?)になる可能性のある世界です。
そもそも通貨は信用を一時的に数値化しているものに過ぎませんので、それ自体に価値があるのではなく、どう利用するのかが重要です。
上手く消費した方が経済は回りますし、使い道がないのであれば分散させて投資した方が保全される可能性は高くなります。
FXは爆益も爆損も経験できる可能性がありますが退場しやすさは株式投資を遥かに凌駕します。
国家の威信を懸けた通貨戦争に横槍を入れたり、仮想通貨に夢を託すのも一つのチャレンジかもしれませんが、投機は極一部の方が爆益を手にする一方で殆どの方が散っていきます。
「為替差益を得られたときはラッキー」程度に考えていた方が投資は長続きするものです。