ドル建てで考えると景色が変わる

2021/01/20

投資


当ブログは実質S&P500指数やSPYの円建て実況ブログのようなものですが、投資の世界の標準は米国ドル建てです。

日本人投資家にとっては当たり前ですが円建ての日経平均がお馴染みの指標ですが、多くの外国人投資家はドル建ての日経平均も確認しております。

実はこの視点が海外の機関投資家の動きを確認するためには非常に重要で、日本の機関投資家でもドル建てでの日本国内の市場の動きを注視している方が結構いらっしゃいます。

別に米国株投資をするのであれば必ずドル建てで個別株やETFを買わなければという訳ではなく、円建てでドル資産を保有していてもドル建てだった場合の立ち位置は知っておいて損はないですよという話です。

そもそも円建てだろうとドル建てだろうと、為替ヘッジをしている投資商品でなければ、資産価値は理論上変わりません。

同じ資産を保有していても、ビットコイン等の仮想通貨ほどではありませんが、通貨の価値はFX市場よろしく常に変動しておりますので多少はブレるのです。

日々の暮らしを価値が常に変動しブレまくっている通貨で決済しているため、その価値の変化に気がつかないのです。(物価の安定は法定通貨を発行する中央銀行にとって最優先課題です)

常識的な発想から少しだけ視点をズラすだけで、普段は見えていない景色に出会えると共に、あなただけの爆益のヒントが眠っているかもしれません。

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