日本の大学は死ぬ気で運用しないと世界から取り残される

2021/01/19

投資


日本の学術水準は、一昔前までは世界に誇れるものがありましたが、正直に言って今は厳しいものがあります。

別に日本人の質が落ちているとかいう話では決してなく、優秀な方も多いのですが、それを生かせる研究環境や雇用(給与・アカデミックポスト)、学習機会が失われているのだと思います。

特に感じるのは大学をはじめとした研究機関の研究費不足です。ノーベル賞シーズンになると日本人学者の受賞候補者が話題になりますが、はっきり言ってバブルの頃の遺産です。

もちろん基礎研究の蓄積は一朝一夕でなんとかなるものではないので、先人達の偉大な遺産ではありますが、後世に残した研究環境はあまりにもお粗末でした。

大学の研究費の運用競争において、世界の中で日本の大学は見る影もありません。残念ながら現時点において国内には(資産運用では)Fラン大学しかないのです。

そもそも本当に優秀な学生は、最近は学部進学の時点で青田買いされ海外大学に流出しているみたいですし、よほど日本が先行している研究分野でもない限り、ちゃんと勉強するのであれば海外の大学院に行かなければ一流にはなれません。

まぁこれは博士号は母国語以外の大学で学位を取るべきという、恩師の受け売りにすぎませんが、資産運用も学業も世界を目指して初めてスタート地点に立てる感じなのだと思います。

残念ながら日本の大学はベンチマークと競う以前のレベルで止まってしまっているのです。

日本の惨状は憂いつつも、当ブログの読者の皆様は資産運用で世界を目指し一流のパフォーマンスの恩恵を享受しましょう!

QooQ