今週も色々とあった気がしますが、雇用統計等も無事通過し週単位で見るとダウ平均は3.9%、S&P500指数は4.6%、ナスダック総合指数に至っては6.0%の上昇となりました。
小型株指数も7%以上の上昇と、伸びる銘柄はさらに舞い上がって行きましたね。
それでは、好調を維持する指数による今週の週間報告です。
全体で26.66%のプラスです。
先週末時点では、305,550円、23.49%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+104,482円)※2月分50,000円の買い付け分が含まれます。
週明けは先週末崩れていた影響を受けてのスタートでしたが、つみたてNISAの設定日が上手くハマりました。
割と月初の設定日は高値掴みをさせられる印象ですが、たまにはこういう月初めがあっても良いですね。
つみたてNISAに切り替えてからそこまで日が経っていないはずなのですが、表面上のパフォーマンスは非常に好調です。
もちろんポートフォリオの主力銘柄が当たっていれば決して超えられない数字ではなく、むしろ今の好調な相場ですと控え目な数値に見えるかもしれませんが、長期でこの指数連動商品に勝ち続けることの難しさを感じさせるパフォーマンスの良さです。
本日の出典元の記事は農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねのファンドマネジャーである奥野一成氏によるS&P500指数の弱点を指摘した記事です。
奥野氏はS&P500指数に対して肯定的ですが、プロのアクティブ運用のファンドマネジャーとしてその弱点を的確に指摘しております。
就職氷河期の問題ではないですが、投資期間の区切り方によって当たり外れがあるため、手堅いパッシブ運用でも報われない期間(世代?)が発生するのです。
奥野氏が運用に携わっている「おおぶね」は、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」でもトップ10入りを果たし、最近注目のファンドみたいです。
ARK社のETF等も含め相場が好調な時のアクティブファンドのパフォーマンスの良さは目を見張るものがありますが、「おおぶね」は暴落にも強い設計のファンドのようです。(真偽の程はわかりません)
個人的には、インデックス系の商品とキャッシュポジションの調整で下落相場を対処するのが良いと考えておりますが、買い下がりが苦手な方も結構いらっしゃるかと思いますので、そういう方にとっては設計の相性が良さそうなアクティブファンドやETFの活用も魅力的な選択肢の一つではないでしょうか。
インデックス系の商品も常に万能ではありません。下手に風変わりな商品や投資戦略に手を出し投資方針がブレてしまうのであればパッシブ運用に徹した方が得策ですが、その時代に適応した投資戦略というものも出てきます。
自身の理解できる範囲での工夫は、投資人生をより一層豊かなものにしてくれるかもしれません。