
今年に入ってからは特段ハイテクだけが好調という印象はありませんが、昨年上昇しすぎた分下落余地があるのは事実です。
最近久しく聞いていなかった「ハイテクは暴落します」や「二番底」という言葉を耳にしました。
どう考えても昨年後半の相場は吹き上がっておりましたので、業績に関係なく上げていた銘柄は厳しい局面が待っているような気がしますが、業績が良くても道連れを食らうのが相場の世界です。
最近特に思うのは、響きがハイテクっぽいだけで全くハイテクではないナスダックの小型株なんかも同じような扱いを受けている印象です。
別にハイテクではなくても調子の良い銘柄が崩壊して行くと、溜飲が下がるタイプの投資家もいることは間違いありません。
株価は美人投票よりも業績に基づいた真っ当な評価の方がふさわしいという考え方の方が健全な気もします。
そういった厳しい局面でもキラリと光る銘柄やETF等の金融商品が必ず存在します。
たとえ実力差が現れる局面で上手く振る舞えなくても、生き延びれば十分及第点です。
昨年ほどのチャンスは巡って来ないような気もしますが、備えあれば憂いなしです。