欧米に劣後する日本株という昔ながらの構図が戻って来た

2021/08/12

投資


ここ最近は海外の株式指数を眺めていると、もっと日本株も上昇してもおかしくない環境のように感じますが、伸び悩んでいるようです。

個々の株式を見れば好調な銘柄もあるため全てではないのですが、前政権のときには存在していたアベノミクスの効果は現政権は引き継げなかったようです。

アベノミクスも決して他国を大幅に圧倒するような時期はごく僅かでしたが、それでも景気は気からとはよく言ったもので景況感は悪くなかったです。

好意的に見れば多少アンダーパフォームする時期があってもどこかで巻き返して来たため、良い感じに海外の株式指数と競えていたのですが、ここ一年は明確に劣後するようになって来てしまいました。

出典元の記事では為替を考慮せず米国や欧州大陸諸国の指数と比較をしているため、日本株はかなり弱めの数字に見えますが、秋に向けての政局・選挙相場にしっかりと乗れなければ、その見せかけの数字の通りのかなり厳しい一年となってしまいそうです。

日本株がダメなのは経済の足を引っ張る政治である可能性は否定しませんが、その足を引っ張る政治をしているのは政治家ではなく選んでいる国民です。

投資家として自分の投資パフォーマンスは気にかけるのに、周囲の環境に気を使えないようでは、あまり豊かな人生を過ごすことはできません。

義理で日本株に投資する必要は全くありませんが、本当に投資できると思える日本企業が見つかればそれは非常に大きな投資チャンスです。

全体が沈もうとしてるときでも、全く異なる動きができる企業やファンドは存在します。

変なグローバリストや歪んだ自国中心主義者になるのではなく、ご自身の目で見定めて思いを託せる資産運用をしましょう。

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