GAFA訴訟はどちらに転ぶかわからない(週間報告2021/09/12)

2021/09/12

投信


今週は選挙ラリーで上昇基調が続いた日本市場に対して、米国市場は下落基調でしたね。

ダウ平均は2.2%、S&P500指数は1.7%、ナスダック総合指数は1.6%の下落となりました。

また、小型株のラッセル2000指数は2.8%安で週末を迎えました。

それでは今週の週間報告です。

全体で44.36%のプラスです。
先週末時点では、評価額2,481,922円、損益額+781,421円、45.59%のプラスでしたので減りました。
(先週比:-27,085円)

GAFAに対する反トラスト法(独占禁止法)関連の訴訟が地裁レベルで進んでおりますが、まだまだどちらに転ぶかわからない状態が続いておりますね。

各社の法務部門の発表コメントにバイアスがかかっているのはもちろんですが、学者のような法律の専門家の間でも意見が分かれており、通説的な見解が定まるまでは時間がかかりそうです。

そもそもこういった泥沼訴訟は、明確な勝ち負けが出ずに寝技に持ち込むような展開になる可能性も多分にあるため、スッキリとした解決は望めないかも知れません。

そういったことも織り込まれて株価は形成されて行くため、余計に判断が難しくなるのですが、どちらに転んでもOKな賭け方をした方が精神衛生上は良いです。

プロの投資家が市場の予想を外す以上に、法律の専門家の訴訟の解釈は自説に寄せたバイアスをかけてきます。

自分自身や他人のバイアスを認識した上で組み立てて行くと、アウトパフォームや安定した投資に近づくかもしれません。

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