【20%下落】弱気相場入りを見据えた動きは報われるか

2021/10/01

投資


米国市場で「調整」と言えばピークから10%、「弱気相場」は20%下げることというのが一般的なようですが、先月の下落を受けて調整入りを見据えたポジションの構築を始めたトレーダーが取り上げられておりました。

現在の調整や弱気相場の定義が定着したのはシラー教授によると1980年代半ばくらいからとのことですので、言い回しとしては昔からあっても、もっと曖昧な概念だったようです。

たとえ曖昧な概念であったとしても、そこに意味を見出す市場参加者がいる以上はチャートの節目と同様に意識される数値となるのです。

投資の良いところは単に上昇だけではなく、下落に賭けても儲けることができることだと思いますが、売りで取りに行くスタイルは万人向けではありません。

ただ、そういったスタイルを得意とする方もいらっしゃいますので、市場の前では平等に勝負できる以上、自らが得意とするスタイルを見出すことが重要です。

特に得意なことはなくとも祈りが通じることもあるのが投資の世界です。

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