今週は一部のハイテク銘柄が市場を牽引する一方で、金融株や石油株には厳しい週となりましたね。
主要三指数もまちまちで、値嵩株の下落が響いたダウ平均は1.4%の下落となりましたが、S&P500指数は0.3%上昇、またナスダック総合指数は1.2%上昇し史上最高値で引けました。
ハイテク株の上昇の恩恵を受けたのは大型株が中心だったためか、小型株のラッセル2000指数は2.8%の下落でした。
それでは今週の週間報告です。
全体で54.93%のプラスです。
先週末時点では、評価額2,753,034円、損益額+952,534円、52.90%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+36,509円)
かつてインデックスファンドが世の中に登場した頃、ウォール街では指数に対する投資を社会主義的だと批判する声が多くありました。
そして今現在も、一部のプロからはインデックス系の商品に対する批判は続いております。
本日の出典元は、自由主義を擁護し社会主義を批判する内容となっておりますが、ウォール街にとって巨大資産運用会社の独裁がもたらすものは、他のウォール街の金融機関の貧困化なのでしょう。
そもそもウォール街を批判する立場の論者からすればコップの中の嵐にすぎませんが、実は多くの投資家がその程度の狭い視野の中で生きているのだと思います。
税制一つとっても、フィルターバブルの中で信じたい現実をアルゴリズムに見せられ、SNSでは見事にエコーチェンバーの中で自身の価値観を肯定しているのを横目に見ると、他山の石として余計に距離を取らなければならないと感じました。