日本からパッシブ運用の資金が逃げて行く

2021/11/30

ETF


MSCIの株価指数の構成銘柄において日本企業のプレゼンスが低下しております。

他国に比べ日本企業のパフォーマンスが相対的に低いのが主たる原因ですが、一応日本市場を擁護しておくとアベノミクス以降は14年の5月こそ入れ替え減があったものの、差し引き現状維持か微増が続いておりました。

しかしながらコロナショック以降は、世界的な株高に乗れなかった日本企業も多く、結果的に日本銘柄は削減対象となってしまっているようです。

原因は様々な要素が絡みあった複合要因ではありますが、一つ一つ原因を追求して行くと身につまされるようなことばかりです。

なぜ日本から資金が流出して行くか原因は分かっているのにも関わらず対処しないのであれば、この流れは継続していきます。

改善は可能ですが、今の日本社会にはあまりにも痛みが大きすぎるのです。

そうである以上、一個人ができることは自身が可能性を見出した先に投資をすることです。

何も株式投資だけが投資ではありませんが、大きな資金の流れに沿った運用をするのも意外と悪くはありません。

周囲は中々変わらないものである以上、変わるのは自分自身しかありません。

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