以前にも取り上げたことがある厚切りジェイソン氏が、米国株投資に関する書籍を出されたそうです。
『ジェイソン流お金の増やし方』(ぴあ)
出典元の記事の中にも記載があるように、米国は国からの公的補助が日本と比較して乏しいので、自分たちで老後の資金をなんとかするという意識が根付いており、ジェイソン氏も就職をしたタイミングで会社から日本の確定拠出年金のような感じで給料から天引きされて投資することができたので、それがきっかけで投資を始めたそうです。
保守的な投資家であるジェイソン氏が推奨するのは非常にシンプルで、インデックスファンドへの「長期・分散・積立」です。
ジェイソン氏はバンガード・トータル・ストック・マーケットETF【VTI】への投資を推奨し、ダウ平均やS&P500指数の構成銘柄に残り続けることの難しさを説明しながら米国市場のエコシステムの強さを強調しております。
当ブログも根幹の部分で言っていることはさほど変わりありませんが、当ブログは危なげな投資家をインデックス投資で巻き取ろうとしつつも、インデックス投資家に対してはアルファを取らせようとする誘惑に駆りたてている辺りが完全にノイズですので全然違います(笑)
国際分散ではなく米国への集中投資は、やはり米国人に語らせた方が絵になりますね!
真面目な投資本ではなく、芸人が書いた本として世間には受容されてしまうのかもしれませんが、下手な投資本よりはよっぽどまともな気がします。