ヘッジファンドの帝王ことレイ・ダリオ氏が、中国の「共同富裕」の取り組みを称賛しております。
ブリッジウォーターとして1990年代から中国政府の資産運用を手がけていることもあり、このあたりの忖度はお手の物なのかもしれませんが、かつてのダリオ氏はもう少し威厳のある雰囲気があったような気がします。
新たな資金調達をしたことで、中国本土にかなり肩入れしているようですが、そんなことをせずともしっかりと実績を残してきたのがブリッジウォーターやダリオ氏のイメージでした。
コロナショックの回避を失敗してからというもの、リーマン・ショックを回避したという過去のレガシーのメッキが剝げ落ちてしまったかのごとく、冴えない印象が付き纏ってしまっております。
そんなキャラではなかったはずなのに何かがおかしいと感じている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
それとも本当に覇権の交代を見据えている?