マイクロソフトの決算の評価もさることながら、お金持ちの習慣的な話題で取り上げられるビル・ゲイツ氏のケチエピソードに関して、投資家として学ぶべき事が多くあるのは事実です。
ただ、この手の話題においてケチな話題だけが取り上げられがちですが、ちゃんと使うべきところにはお金を使っているというのが教訓として語られております。
出典元の記事のエピソードにもあるようにビル・ゲイツ氏の事例ではありませんが、人との会食や飲み会を投資の手段として利用している例が取り上げられております。
こういった場面においては貸し借りを作らないという意味で「奢っても奢られるな」が基本ですが、仮にご馳走していただく場合もしっかりとした情報提供をすることができるかどうかが人としての一つの分れ目です。
ギブアンドテイクという言葉は簡単に使われるものの、タダより高い物はないというように、ケチネタの裏にはそれ以上の価値が蠢いているということです。
一見すると損をしているように見えても、実は金銭的利益にとどまらない非常に大きな投資成果を得られているということが起こります。
本当の価値は数字で算定できない部分にあるのかもしれません。