為替と沈んで行く国で(週間報告2022/02/06)

2022/02/06

投信


今週は旧フェイスブックことメタ【FB】やペイパル【PYPL】などが決算で沈み大きく崩れる一方で、アマゾン【AMZN】がその下落を埋め合わせるかのごとく上昇しましたね。

全体では1月の下落基調からひとまず小休止といったところでしょうか。

ダウ平均は1.0%、S&P500は1.5%、ナスダック総合指数は2.4%の上昇となりました。

小型株のラッセル2000指数は1.7%上昇でした。

それでは今週の週間報告です。
全体で44.67%のプラスです。
先週末時点では、評価額2,689,005円、損益額+788,505円、41.49%のプラスでしたので増えました。
(先週比:+132,753円)※2月分50,000円の買い付け分が含まれます。

この週間報告にも影響を与える為替の問題ですが、一昔前まで日本円はスイスフランと並んで、安全通貨の代表格という扱いを受けており、それが非常時の円高として経済の足枷になっていたという論調が大勢を占めておりましたが、最近では円高の利点と円安の負の側面がフォーカスされるようになってきました。

時代や国力が変われば、当然為替政策の変更も必要となってきますが、日本も転換点に差し掛かっているということなのかもしれません。

米国株投資家にとっては普段資産をドル建てで管理しているか円建てで管理しているかで多少反応は異なるかもしれませんが、円建ての場合は円安で見かけの資産は増加します。

ただ、その見かけの資産の増加は円高の是正としてではなく、日本の国力低下による資産の増加かもしれないということです。

結果として資産が増えていれば問題ないという投資家が大半かと思われますが、弱体化する国家の国民としては良いことばかりではないのかもしれません。

国に頼らない精神を養うという意味においては、非常に良い機会かもしれませんが。

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