株式偏重に待ったをかけられる債券王の必要性

2022/02/05

投資


かつて「債券王」という称号には海賊王に匹敵するステータスがあり、皆がワンピースを探し求めている時代があったそうです。

ところが最近では、かつて「債券王」と呼ばれたビル・グロース氏でさえも債券はゴミだと言い出す状況です。

現在「債券王」として君臨しているジェフリー・ガンドラック氏も、債券の話題ではなく株式やオルタナティブ投資の話で取り上げられることが多く、その称号が意図するところとは違う部分で注目が集まっているように思います。

なぜここまで株式偏重の時代が到来してしまったのかは諸説ありますが、純粋に債券投資の魅力が低い時期が長引いてしまったことも大きいのではないでしょうか。

アセットクラスの性質上からなのか、なぜか株式に比べるとスタープレーヤーのヤバい奴率が高めの印象ですが、マイケル・ミルケン氏のようなガチでヤベー奴が捕まりそうな勢いで活躍してくれないと業界が萎んでいってしまいそうです。

レバレッジや暗号資産みたいな飛び道具的なものではなく、夢は大きく「債券王」となってからの退場&逮捕の方が、格好良さは数段上です。

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