それでもロシアに投資しますか?(週間報告2022/02/27)

2022/02/27

投信


今週はウクライナとロシアの週でしたね。

侵攻開始の報道とともに相場は切り返しましたが、これが金融市場の残酷な現実なのかもしれません。

ダウ平均はわずかに0.1%未満の下落となりましたが、S&P500指数は週間で0.8%、ナスダック総合指数が1.1%の上昇となりました。

また、小型株のラッセル2000指数も1.6%上昇しました。

それでは今週の週間報告です。

全体で39.38%のプラスです。
先週末時点では、評価額2,761,095円、損益額+810,596円、41.56%のプラスでしたので減りました。
(先週比:-42,433円)

指数は上昇に転じましたが、投信は下落となりました。

日本人投資家がロシア株のみに集中投資しているケースは稀ですので、もしいらっしゃっても相当な覚悟や意思を持ってのことかと思いますので止めませんが、問題は知らないうちに加担してしまうケースです。

国際分散投資という意味ではむしろ全くもって正しいのですが、その資金が正しくない使われ方をされてしまっております。

いずれこの問題は中国株でも直面することになるかと思いますが、最悪個別株であれば個々人の良識や判断でなんとかすることができても、ETFや投信の場合、好む好まざるに関わらず資金を提供してしまうことになります。(良くも悪くもそこがパッシブの売りです...)

ETFは金融業界の大量破壊兵器とはよく言ったもので、原子力発電に利用しようとしたらテポドンの核弾頭になっちゃってたパターンが起こり得るわけです。

ネタブログですので世界株指数(MSCI ACワールド・インデックス【ACWI】等)を完全に悪者扱いしておりますが、指数自体は超優秀です。

ただ、優秀過ぎて悪いヤツらにまで恩恵がもたらされてしまうのが金融の世界です。

週明けにはSWIFT規制によって、ロシアの金融機関は窮地に立たされみずほ銀行の障害発生は必至かと思われますが、精神衛生の良い投資を志して行きたいものです。

間接的にロシア株を保有してしまいプーチンが夢に出て来そうで不安な方は、最新版のバフェットからの手紙の写経でもして心を落ち着かせましょう。

QooQ