上場廃止ラッシュ、東証改革の光と影

2022/02/21

投資


当ブログの論調的には、東証改革の歩みは遅くとも上場企業の新陳代謝が良くなることはインデックス系の商品にとっては望ましいことで、これによってより良いリターンを期待できるということを主張できます。

ただ、その一方で今までのぬるま湯基準で何とか上場できていた企業は窮地に立たされますし、そういった企業に勤めていらっしゃる方には非常に厳しいお知らせとなるかもしれません。

その一方で、一部の優良企業は逆に非上場化した方が社員の待遇改善やより良い経営環境を手にすることができる可能性も秘めております。

上場企業の株式というのは開示されている保有比率は表向きの数字で、実は銀行の担保に入っていたり、外資規制がある業種にも関わらずグレーな手法で全然意味を成していないこともあったりします。

本当の数字を見極めるのが投資家としての腕の見せ所といえばその通りですが、当ブログが護りたいのはそう言った能力差以前に手に入れることができるはずの利益の部分です。

労働者の立場としては厳しい時代が続くかもしれませんが、その分株主となって恩恵を享受できる社会であって欲しいと願うばかりです。

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