「ムダにみえる浪費」という投資

2022/03/18

節約


よくあるマネー誌なんかの特集で、お金の使い方を「投資」「消費」「浪費」と区別し、浪費・消費を減らして投資に回しましょう的な話が出てきます。

純粋に金融資産による資産形成という意味では正しいことを言っていると思いますが、勿論これはわかりやすく説明するための便宜的な分け方であり、厳密に投資と消費・浪費を完全に切り分けることはできません。

ある種の浪費が人生経験として非常に大きな教訓となって、その後の人生的には大きなプラスに繋がることもあれば、コスパ良く効率よくミスなく投資や資産形成を成功させた人生でも結果的には時間を無下にし、味気ない一生で終わってしまう可能性も当然考えられるわけです。

出典元では、著者の価値観に沿った投資や消費行動が世間からは浪費に見られていることを説明しておりますが、その一方で自らの価値観とは異なることにも敢えて取り組んでみることで、別の視点の獲得をしております。

様々な価値観を受け入れることも人生ですし、これは譲れないという自らの価値基準を堅持し続けるのもまた人生です。

戦争反対を声高に叫びつつも、当ブログも活用しておりますが軍艦の名前を冠した会社のインデックスファンドを積み立てるのもまた現代の多様性の一つの形です。

QooQ