フリーランチ戦略

2022/04/20

 

フリーランチは存在せず必ず誰かがそのコストを負担しているのがいわゆる「ノーフリーランチ定理」で、投資の世界でも無料化や信託報酬の値下げ競争なんかに現を抜かしていると、その後に大きな代償を支払わなくてはなりかねません。


だからと言ってゴールドマンのような連中にフリーランチを食べさせていると市場が細りますので、どちら側も削りに行くような行動が一応の最適解かもしれません。


ゴールドマンはコロナ禍に伴い社員向けに特別提供してきたフリーランチを中止し、有料サービスに戻すとのことです。


その代わり時間外の食事手当を5ドル増やし30ドルにするとのこと。


こんな朝三暮四のような話でも意外とゴールドマン社員には響いているのが、人間の性というやつなのでしょうか。


結局人はタダ飯に憧れ、それによって大きな代償を支払う原罪を背負っているのかもしれません。

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