ルーブルの逆襲

2022/04/07

 

制裁後の資源国通貨の強さが鮮明になってきていますね。


バイデン氏にがれきと揶揄されたルーブルはいつの間にか息を吹き返し、本当のがれきが積み上がってしまったのはウクライナ国内という如何ともし難い状況が目の前には広がっております。


それが正しいかどうかは別にして、ピンチをチャンスに変える層はその瞬間を見逃さないようです。


その居心地の悪さに投資チャンスを見出しているのかもしれませんし、人の道を踏み外すほどに取れる鞘は大きいのかもしれません。


人の行く裏に道あり花の山とはいうものの、惨殺死体の山を築きあげるような裏道は絶対にオススメしたくあれませんが、金融市場は「だって儲かるんだもん」的なノリなのでしょう。


盛大に叩かれた銘柄は跳ね上がり、持て囃された銘柄は底なしに沈んで行く、いつものパターンではありますが、それで本当に良いのでしょうか。


川平慈英

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