株価は軟調もウォーホルは最高値更新

2022/05/11

 

米ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルの代表作として知られるマリリン・モンローの肖像画がオークションにかけられ、1億9500万ドル(約253億円)20世紀の芸術作品として最も高額で落札されました。


今年に入ってから市場の空気感は変わった感じがしますし相場は軟調ですが、まだまだあるところにはカネはあるというエピソードですね。


ウォーホルの作品といえばシルクスクリーンで大量に作品を作り出し、大量生産大量消費だった当時の米国社会を映し出すような手法も多いですが、ある意味では現在ブロックチェーン界隈で盛んなNFTのスタイルを半世紀以上前から実践していたわけでもあります。


ウォーホルのマリリン・モンローの肖像画の本物は1億9500万ドルの価値がつきましたが、贋作やお土産用のポストカードは1ドルで手に入る代物です。


資産バブルが新たな記録と価値を作り出す。とはいえアートの世界も本物や当たりを見定められなければ、ババを引くのは投資と変わらないのかもしれません。

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