まぁわかり切っていた話ではありますが、当然こういう流れになりますよね。
ビジネスも投資も信頼があってこその世界ですので、相互不信に陥ればこうなります。
ではロシアへの投資がリスクの割にリターンが見合っていたかと問われると、かなり厳しい評価ではないでしょうか。
もちろん、ウクライナ侵攻後の為替のポジション等で一儲けされた方もいらっしゃるかとは思いますが、企業や事業への投資や出資案件で痛手を被っている金融機関や商社、メーカーが多数おりますし、個人投資家の中にも一部被弾した方もいらっしゃるかもしれません。
別に米国だから安心というわけではなく、日米関係が悪化したら当然日本の米国株投資家は不利益が直撃するかもしれませんし、そもそも自国の株式市場が第一であるべきなのが本来の姿です。
とはいえ本音と建前は別であり、(日本人投資家を含む)外国人投資家も含めて報いてきたのが米国市場です。
アムステルダムが1、ロンドンが2なら、ニューヨークはnな訳です。
漸化式的な説明が正しいかは別にして、山一證券やリーマン・ブラザーズのような4番手が破滅するというジンクスは知っていても損はないかもしれません。
奴は四天王の中でも最弱…という言い回しは、意外と良くできているのです。