日本企業器用貧乏論

2022/05/27

 

割と日本人や日本企業は特定の分野に特化した形でシェアを取ったり適応するのには長けておりますが、全体を取りに行くことは苦手のように思います。


技術を磨き高めていくことには熱心だったり高い集中力を用いるのに、その技術に価値を持たせたりマネタイズする部分に対しては蔑ろにしがちです。


逆にこのモノを売りつける姿勢というのは、ステレオタイプなイメージ通りでユダヤ系や華僑は非常に得意としております。


先日、久々に顔なじみの華僑と話す機会があったのですが、彼は日本人(特に学生)の草食化と今現在の環境に幸せを感じている充実感に警鐘を鳴らしておりました。


日本人のQOLが向上していると捉えることもできますが、ビジネスという意味では競争心や向上心に欠けると外国人からは見えるようです。


出典元が指摘する内容も確かに大切なのですが、横文字が多すぎます。


「ガバナンスから社内に目を(中略)その構築のためのリーダーシップと、イノベーション、ダイバーシティが必要になる」(笑)


本当に大切なことは平易な日本語で語ることが可能です。


こういうところを見ていると、結局コンサルって起業家になれなかった上滑りの存在って感じがしますね。


そうは言っても一定の需要はあるでしょうから、職業としては必要なんだと思います。


ただ彼らはプロゴルファーではなくレッスンプロなのです。

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