当ブログ鉄板ネタの一つであるビル・ゲイツ叩きですが、ある意味では同氏が資本主義や世界経済を的確に捉えていたからこそ、現在のマイクロソフトや巨万の富を手に入れらているのは紛れもない事実です。
出典元で取り上げられている『コンテナ物語』は、世界の物流を考える上では非常に重要ですし、世界株に手を出している方は絶対に避けては通れないマースク株【CPH: MAERSK-B】や、日本国内でも三大海運会社の株などは注目を集めます。
ただ、こういった歴史を辿ると株式投資は東インド会社の頃から変わらない侵略の道具ですし、その名残りは様々なところで見られます。
例えば資産運用会社のロゴは、貿易船や軍艦などの侵略船系(ステート・ストリート、バンガード、実はソフトバンクも海援隊のインスパイアロゴだったり)か、奴隷農場の木や森を育てる系(ウィズダムツリー、オークツリー、某銀行のCM笑)だったりと、やっていることも含めてそんなに昔と変わりないかもしれません。
しかしながら時代は進み、一般市民もただ単に搾取される側だけではなく、身銭を切ることによって権利を得られる側に回ることもできるようになりました。
良いか悪いかは別にして、その目の前の事実には向き合わなければなりません。
もし、この流れに嫌悪を感じるのであれば、やはり身銭を切ったり自らがアクションを起こして世の中の流れを変えなければなりません。
もちろん自らの人生の一部を投じてまで、そこまで熱くなるほどの価値がある領域かどうかも定かではありませんが。