レブロン【REV】という名前を聞いて反応できる方は、米国の化粧品に興味がある女性が多いのかもしれませんが、この界隈で真っ先に出て来るのはレブロン基準ではないでしょうか。
ユノカル基準や経営判断原則との対比を通してデラウェア州会社法の買収防衛策を語れない方は、投資対象を米国に絞らず世界に広げた方が良いと思います。
逆に米国株で勝負したい方は、投資関連書籍や経済・経営関連の研究にとどまらず、最低限の米国の投資や企業買収に関連する判例の蓄積は把握しておくべきです。
もちろん、そこまでの知識は必要とせずともインデックス投資のみならず個別株投資もできますが、米国市場で勝負する場合に対峙する相手はそういった知識を一通り持ち合わせているというのは、織り込んでおいた方が良いでしょう。
多くの米国株ブログはエンタメですので、そこまで多くの知識は要求されませんが、たまに明らかに前提となる知識が欠落しているような内容を見かけることがあります。
それを見抜くのも技量なのかもしれませんが、大恐慌の中で生まれたブランドが岐路に立つとき、その新しい流れを個人投資家は見出さないといけないなのかもしれません。
