パッシブ論者「急落後の対処は手遅れ」

2022/06/26

 

今年の市場において「何か手を打たなければ」という思いになっている方は、ある意味において本能に忠実である一方で、パッシブ論者に言わせれば手遅れとのことです。


リバランスは事態が発生する前に行うべきであり、発生後に動くことは逆に傷口を広げかねないことに警鐘を鳴らしております。


この辺りの話になって来るとバンガード社の講説が聞こえてきそうな展開ですが、案の定出典元の記事はまさにそのパターンでした。


昨年、一昨年と大きく上振れておりますので、勢い余ったものが逆に大きく下振れることがあるのも相場の世界です。


過剰リスクでも逃げ切れる器用な方もいらっしゃいますが、まぁ普通はどこかで足を掬われますし、一発アウトがあるのもハイリスク投資の醍醐味です。


当ブログも人にはインデックス系の商品を勧めつつも、内容は全くもってアクティブ路線ですが、基本的に当ブログはアウトパフォームしている(或いは気持ちは常に上回っている)方を前提に書いています。


当然今回の下落も回避していた或いはポジションを落としていた、攻めている方ですと売りのポジションで一山当てていた方がほとんどでしょうから、パッシブ論者の忠告など気にする必要はありません。


ただ、ちょっとしたミスでアンダーパフォームしてしまった方は、パッシブ運用に寄せた方が資産は最大化する可能性が高いことを耳元で囁きつつも、やはりアクティブなスケべ心を擽ることにしております。

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