忘れていても良い投資の条件

2022/07/01

 

資産運用の美談として語られている、一番儲かったのは投資したことを「忘れていた人」という、ほったらかしを推奨する話ですが、全てのケースに当てはまるわけではありません。


当たり前ですが、銘柄によっては紙切れになっているケースもありますし、国が戦争やデフォルトで経済が壊滅していたり、デノミなどを経て当時は大金として扱われた資産だったとしても、現代では大した価値にはならないというパターンもあります。


ある程度の選定基準をクリアした商品や投資先だからこそ、任せておけるのです。


ただ、この話の妙はほったらかしておいたり忘れていることではなく、投資に注力する必要がないほどに本業や本当にやりたい事に注力できたかということではないでしょうか。


もちろん投資や資産運用が本業や趣味の方は、それで良いでしょう。


ただ人生をバリューだのグロースだのレバレッジだのディフェンシブだの高配当だのインデックスだのそんなくだらない金目の話に費やすこと以外に、もっと他の使い道があるのではないでしょうか。


投資を忘れられるくらいに人生に没頭できることがある方が、豊かな人生を過ごすことができるかもしれません。

QooQ