決算の度に期待を上回る結果を残し、何んだかんだで市場を牽引してきたGAFA各社。
気がつけばF【FB】はメタ【META】となり、この呼び名も過去のものとなりましたが、皮肉にも名は体を表すとはよく言ったもので崩れて行きました。
独禁法の影響ももちろんですが、GAFAの中でもFは他社に比べ割安感があるとされており、それは数字が付いてこないことが多くあったからだと思われるものの、それでも今までは何とかなってきました。
ところが減収となると話は別で、転換期ということでしょう。数字だけでは判断できない部分にバリュー投資的アプローチの妙味が生まれている可能性もありますが、単に数字を読めていない投資家の過剰な期待が剥がれただけかもしれません。
いずれにせよこんなことを気にしなければならないということは、潮目は変わったということです。
2021年以前のGAFAはもうここにはいません。
それでも何社かは引き続き市場を牽引するプレーヤーであり続けるかもしれませんが、裏を返せば別のスタープレーヤーに今から投資をしておいた方が当然期待値は高くなります。
変に銘柄に思い入れを持つことの危険性は、投資スタイルや手法に関係なく潜んでおります。
拘るべきは変化に富んだ市場競争ではなく、変わらない豊かな生活スタイルです。